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→WARGASM →WARRANT (Germany) →WATCHTOWER →WEHRMACHT →WHIPLASH
→WOLVERINE




WARGASM





Why Play Around? (1988)
Profile - PCD-1254


ボストンのWARGASMの1st。
男気溢れる硬派なスラッシュメタル。
超クールなジャケットからも想像できる通りの音だ。
トリオ編成特有のタイトな演奏が素晴らしい。
AT WAR系の音だが、WARGASMのほうがよりメタルメタルしている。
ユニゾンに拘っているのかヴォーカルが入るとリフが超単調になるのが気になるが、それ以外は申し分無い出来だ。
夜中には聴けないくらい不気味な謎の曲“Merritt's Girlfriend”や、美しいギターのインスト“Le Cou Cou”を間に挟むセンスの良さにも感心する。
ボブ・メイヨーの説得力のあるヴォーカルも魅力だ。
本作は80年代のスラッシュを語る上で欠かせないアルバムの一つ。
裏ジャケの“漢”なメンバー達の写真も必見。

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Ugly (1993)
Massacre - MASS CD 020


ドイツのMassacreに移籍し5年振りにリリースされた2nd。
メンバーは前作と変わらないが、演奏も音質もかなり良くなった。
前作以上にタイトなスラッシュが堪能できる名盤。
リッチ・スピルバーグのリズムギターの手数が増し、前作で見られた単調な部分が無くなっている。
リッチの粒の揃ったリズムギターがなかなかの快感。
ベイエリアクランチとは一味違う魅力だ。
やや前のめりなバリー・スピルバーグのドラムも上手く聴き手を煽っている。
彼ららしいジャケットもかっこいい。

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Fireball (1994)
Massacre - MASS CD 036


バンドの活動中最後にリリースされた6曲入りミニ(うち4曲がライヴ)。
アルバムタイトル曲はもちろんDEEP PURPLEのカヴァー。
これはまぁ、まあまあの出来。
『Why Play Around?』から2曲がライヴで聴けるのも嬉しい。

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Suicide Notes (1995)
キング - KICP 516


バンド解散後にリリースされた3rd。
デビューから7年経っているが、どこか冷たい印象を持つ彼ら特有の音は変わっていない。
今となってはWARGASMのようなバンドは貴重だった。
本作は唯一国内盤でもリリースされた。
国内盤にはボーナストラックで『Little Drummer Boy / Jingle Hell』シングルが収録されている。

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Little Drummer Boy / Jingle Hell (2000)
Transmission - TMS-028


WARGASM唯一のシングルにして最後の公式音源。
60年の曲のカヴァーと“Jingle Bell”の替え歌ソングという彼ららしくない作品だが、それなりに楽しめる。
『Suicide Notes』から“This May Not Be Hell...”と“Meat”も収録されている。

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WARRANT (Germany)





First Strike (1985)
Noise - N 0335-2


いけないチェリーパイじゃないほうのドイツのWARRANTの5曲入りデビューミニアルバム。
とても聴きやすいスピードメタルが楽しめるバンドだ。
全体的にけっこう音がスカスカで、“Ready To Command”のようなミドルテンポの曲はLAメタル風だったりもする。
コテコテのスラッシュメタルとかデスメタルばかり聴いていると、たまにWARRANTみたいなごくフツーのスピードメタルが聴きたくなる。
SDI、VECTOMと並んでドイツの箸休め的な役割を担っていたのがWARRANTだ。
右は2000年にCD化された『The Enforcer』とのカップリング盤。

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The Enforcer (1985)
Noise - N 0335-2


『First Strike』の僅か三ヶ月後に制作された1st。
“Ordeal Of Death”や“Send Ya' To Hell”等のミドルテンポの曲はやっぱりどこかのLAメタルバンドかと思ってしまいそうなくらい爽やかだったりする。
だからと言ってWARRANTは決して軽いバンドではなく、あくまでも基本に忠実なスピードメタルバンドだ。
本作は『First Strike』よりもリズムギターの刻みが上手く、粒が揃っている上に音が良いのもポイント高い。
右は2000年にCD化された『First Strike』とのカップリング盤。
バンドは現役で現在も活動している。

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WATCHTOWER





Energetic Disassembly (1985)
Institute Of Art/Rough Trade - RTD 397.0002.2


テキサス出身のスラッシュメタルバンド。
自主制作でZomboレーベル(当時)からリリースされた1st。
某キリスト教系団体の同名の小冊子とは無関係。
ジャズ寄りのテクニカルなスラッシュメタルだが、85年(実際に曲が書かれたのは84年以前!)にこれだけ高度な音楽をやっていたバンドがいたことに驚かされる。
変拍子を多用し、それでも一切演奏が乱れないのはさすが。
安定したドラムの上にギターとベースが絡み、最初から最後まで息をつかせない。
ダグ・キーサーの完璧とも言えるベースがかなり存在感を放っている。
ビリー・ホワイトのギターに圧倒されるが、本作を最後に脱退。
裏ジャケのジェイソン・マクマスターの初期VOIVODばりの重装備が微笑ましい。
ジェイソンのヴォーカルはかなりのハイトーンで音程も安定している。
ジェイソンもDANGEROUS TOYSに参加するため本作を最後に脱退してしまう。

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Control And Resistance (1989)
ビクター - VICP-8006


Noiseと契約し4年振りにリリースされた2nd。
ヴォーカルがジェイソンからアラン・テッシオに代わったが、同タイプのハイトーンなので違和感は無い。
ただジェイソンと比べると音程がやや不安定なのが気になるところ。
“Mayday In Kiev”や“The Fall Of Reason”で音程が外れっ放しのまま歌っているのには正直頭を抱えてしまう(;´Д`)
ギタリストもビリーから元S.A.SLAYERのロン・ジャーゾンベクに代わったが、ビリーと同じくらい上手いギタリストだ。
リック・コラルカのドラムの音が良くなり、曲も前作以上にテクニカルになった。
どこがサビなのか判らないくらい印象的なリフが次々出てくる。
前作同様変拍子でも演奏が一切乱れない。
テクニカルなスラッシュなら前作で演り尽くしたんじゃないの?という心配も無用な傑作。
匹敵するバンドはATHEISTか精々CORONERくらいだが、彼らも及ばないかもしれない。
残念ながら本作一枚限りでNoiseから契約を切られてしまう。

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Demonstrations In Chaos (2002)
Monster - MCD022


初期のデモやライヴ等の音源を集めたコンピレーション。
70年代カルトUSハードロックの再発専門レーベルMonsterから何故かリリースされた。
経緯は不明だが、同郷のテキサスのレーベルだからだろうか?
何はともあれMonsterは偉い(´・ω・`)エロイエロイ
複雑な曲をさらりと演奏してしまうメンバー達の技量に脱帽してしまう。
ギターは11曲がビリーで4曲がロン、ヴォーカルは全曲ジェイソン。
ジェイソンが歌う2ndの曲が聴きどころだ。
アランより安定しているので安心して聴いていられる。
音質も良好。

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WEHRMACHT





Shark Attack (1987)
New Renaissance - NRCD120


アメリカのスラッシュコアバンドの1st。
とにかく速い。
速い上にめちゃくちゃ上手い。
CRYPTIC SLAUGHTER系だが、何かが足りない。
細かいリフを刻むギターと速いドラムばかりが目立ってベースが全然ドライヴしないのが感心しない。
“United Shoe Brothers”でしつこくゲロを吐いたりして、「バカヤロー!おふざけ禁止だ!ヽ(`Д´)ノ うおお」と思ってしまう。
かっこいいリフがあちこちで飛び出すのに曲作りが適当というか、アレンジが足りなさ過ぎて何かもったいない感じだ。
2004年にNew Renaissanceからナンバー入りで初CD化されたが、マスターテープ消失のため残念ながら板起こし。

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Biermacht (1988)
New Renaissance - NRCD50


2nd。
前作にも増してふざけたジャケットで「この野郎、スラッシュを舐めてんのか?(`・ω・´)ナンナノ?」と思うが、内容は前作よりはマシ。
アルバムタイトルやジャケット通りビールがテーマのアルバム。
だから何?というか、TANKARDの許可取ってんのかよと思う程度のどうでもいいアルバムだ。
ギターは相変わらず凄いしドラムはブラストビートだし、本当にもったいないバンドだ。
お遊びでスラッシュを演ることに飽きたのか本作をリリース後に解散。
オリジナル盤CDは激レア。

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WHIPLASH

→KREATOR →PRIMAL SCREAM



Power And Pain (1985)
Roadrunner - RO 9718 2


アメリカのスラッシュメタルバンドの1st。
スラッシュ最盛期だった1985年〜1987年の作品群の中でも一際輝く傑作中の傑作。
当時のWHIPLASHはトリオ編成で、メンバーの名前が三人共トニーさん。
…いっそのことバンド名トニーズでもよかったんじゃないかと余計なお世話の一つも言いたくなるほどの究極のスラッシュメタル作品。
本作の魅力は何と言ってもトニー・ポータロのクールすぎるリフと迫力抜群の吐き捨てヴォーカル。
トニー・ボノのヴォリュームでかめのドライヴの効いたベースも気持ち良い。
疾走感も抜群で、意外とテクニカルなギターソロも良い。
ギターとベースがユニゾンで疾走する様は圧巻だ。
とにかくかっこいい捨て曲無しのスラッシュの大名盤。
CD(右)はRoadrunner/RoadracerのPrice Killers盤。
ジャケが斜めになってるよ( ゚Д゚)ポカーン

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Ticket To Mayhem (1987)
Roadrunner - RO 9596 2


ドラムのトニー・スカグリオンが脱退し、トニーズじゃなくなったWHIPLASHの2nd。
新しいドラムにはジョー・カンゲロッシ(後にKREATORに加入)が加入した。
1st同様に疾走感抜群のスラッシュ!
演奏も上手くなり(元々上手いが)、音の抜けも良くなっている。
曲、リズム、ギターソロ、どれを取っても完璧。
スラッシュの見本のようなトニーのヴォーカルもかっこいい。
1stには及ばないものの、“Walk The Plank”“The Burning Of Atlanta”等の代表曲が入った本作も文句無しの傑作。
「∩( ・∀・)っ はい、お二人さん地獄行きー」みたいなジャケもなんだか最高。
CD(右)はRoadrunner/RoadracerのPrice Killers盤。
やっぱりジャケが斜めになってるよ( ゚Д゚)ポカーン

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Insult To Injury (1989)
アポロン - APCY-8010


専任ヴォーカリストのグレン・ハンセンを迎えて四人編成で制作した4th。
歌メロがハッキリし、それを活かすためかミドルテンポの曲が多くなった。
前作までの疾走感は減少したが、メリハリの効いたジョー・カンゲロッシのドラムがノリと緊張感を上手く演出している。
“Voice Of Sanity”は超名曲だ。
さて本作には“Hiroshima”という曲が収録されているわけだが、この曲の歌詞が典型的なアメ公の気持ちを代弁したような低脳な内容。
「真珠湾攻撃許さねぇ!広島に原爆落として復讐してやる!日本人は肉片になった!焼き尽くされた!ヒャッハー」という頭悪すぎる歌詞に聴いてるこっちが頭を抱えてしまう。
てめぇらアメ公はベトナム戦争と広島長崎への原爆投下で何百万人の民間人を殺したと思ってんだよ。
“Hiroshima”の歌詞を書いたのはグレンとジョーだが、お前ら二人は寝煙草で焼け死ね!と言いたい。
本作は当時国内盤もリリースされたが、“Hiroshima”はカットもされずにご丁寧にも対訳まで掲載されていた。
Fuck Off And Die!!!!!

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Messages In Blood (1999)
Displeased - D-00067


『Thunderstruk』(1984)と『Looking Death In The Face』(1985)の二本のデモに、85年のニュージャージーとニューヨークCBGB'sのライヴを収録したコンピレーション。
デモの音は悪いが、初期のWHIPLASHの音源が聴ける貴重なアルバムだ。
ライヴの音はまずまずで、トニーズの安定した演奏が聴ける。

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WOLVERINE





Wolverine (1991)
Alex The Rabbit - WCD 001 (CD)
Matrix - WCD 001 P+O-8221-A1 02-91



オランダのスラッシュメタルバンドの4曲入りミニアルバム。
自主制作でリリースされたWOLVERINEの唯一の音源。
結成は1984年と古いが、レーベル契約や音源制作の機会に恵まれず本作リリースの翌年に解散した。
自主制作ながら非常にクリアで音の分離が良く、演奏の上手さも手伝ってメジャーからのリリースかと思ってしまうほど質が高い。
ヴォーカルのパトリック・モルの聴かせる歌メロが素晴らしく、それもあってか曲によっては正統派ヘヴィメタルのようにも聴こえる。
パトリックはFLOTSAM AND JETSAMのエリック・A.K.のハイトーンを抑えたようなスタイルだが、聴き疲れしない優れたヴォーカリストだ。
この時代のオランダの地下スラッシュはVULTUREやUSURPER、DEAFENら知名度はC級だがA級の実力を持ったバンドが数多く存在した。
WOLVERINEもその一つだが、自主制作にしては当時多めにプレスされたので上記3バンドに比べオリジナル盤の入手はし易い。

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