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→TANKARD →TARGET →TERRORIZER →TORMENT →TOXIK →TURBO





TANKARD





Zombie Attack (1986)
Noise - N 0046-3


ドイツのスラッシュメタルバンドというかアルコールメタルバンドの1st。
結成は意外と古く1982年で、ドイツでは最古参の部類に入る。
TANKARDと言えば酒にまつわる歌詞の曲が多いが、本作では“Alcohol”と“(Empty) Tankard”の2曲程度とまだ控え目。
“Acid Death”や“Thrash 'Till Death”といったいかにもスラッシュっぽい歌詞の曲もあるが、全体的に明るいのがTANKARDの魅力だ。
同郷のKREATORやDESTRUCTIONのような湿った暗さが微塵も無い。
超人ドラマーのオリヴァーは本作ではまだ控え目に叩いている。
ヴォーカルのゲレの声質とギターの音作り(ハリス・ジョンズの影響?)のせいか全体的にVENDETTAっぽい雰囲気のアルバム。
オリジナルメンバーのTANKARDはどういうわけか写真に収まるときに全員がムギュっと中心に隙間なく集まる変な癖があった(´・ω・`)ナンナノ?

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Chemical Invasion (1987)
Noise - N 0097-2


歌詞の酒度がアップした2nd。
オリヴァーがこれでもかと叩きまくった本作からTANKARDらしいスラッシュメタルが堪能できる。
アクセルとアンディのリズムギターも歯切れが良くて素晴らしい。
ゲレのヴォーカルも全作品中一番優れてるんじゃないかと思うくらいに素晴らしい。
特に“Traitor”にゲレのヴォーカルの魅力が集約されている。
本作からジャケットにタンカードとビールが初めて描かれた。
1987年というスラッシュ当たり年に相応しい名盤。
TANKARDを初めて聴く人は本作がオススメ。

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The Morning After (1988)
Noise - N 0123-3


三年で三作目とかなりのハイペースで制作された3rd。
カラっと明るい中にも緊張感を詰め込んでいて、とてもBGMにはできない凄い演奏が聴ける名盤。
DARK ANGELの『Darkness Descends』とASSASSINの『Intersteller Experience』を足して2で割ったような超爽快なスラッシュメタルが楽しめる。
特に“Commandments”と“The Morning After”は圧巻だ。
本作の聴き所はゲレのかっこいい吐き捨てヴォーカルとオリヴァーの超タイトで速いドラム。

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TARGET





Mission Executed (1987)
Stormspell - SSR-DY34


ベルギーのスラッシュメタルバンドの1st。
プロデュースはAaarrgレーベルの社長でもあるMEKONG DELTAのラルフ・ヒューベルト。
ラルフの影響か指示か知らないがそれなりに凝ったスラッシュメタルを演っているが、本作ではまだストレートなスラッシュへの未練が強い。
EXUMERの『Possessed By Fire』とANGEL DUSTの『Into The Dark Past』をやや複雑にしたような印象。
“Warriors Of The Holy One”の2:22秒からの展開と“Nuclear Waste”がなかなかかっこいい。
CDはStormspellの再発盤で、『Master Project Genesis』とのカップリングでお得。

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Master Project Genesis (1988)
Aaarrg - AAARRG 16


『Mission Executed』に引き続きMEKONG DELTAのラルフ・ヒューベルトのプロデュースの下で制作された2nd。
DESTRUCTIONの『Cracked Brain』(TARGETのほうが先だが)を思わせるリフや展開が凝ったスラッシュメタルにスタイルが変わった。
WATCHTOWERほどテクニカルではないので、聴いていて特にテクニカルスラッシュとは感じない。
リフがとにかくかっこいいので、スラッシュが好きならこのバンドは聴いておいて損はない。
特筆すべきはガイと交代したスティーヴ・グレイのヴォーカルで、DARK ANGELのロン・ラインハートを思わせる上手いヴォーカリストだ。
時折聴かせるハイトーンも音程を外さないところがポイント高め。
オリジナルAaarrg盤CDは(・ω・)ノシ家の家宝のうちの一枚。

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TERRORIZER

→MORBID ANGEL →NAPALM DEATH



World Downfall (1989)
Earache - MOSH 16CD


TERRORIZERの1st。
USデスメタルの神盤の一枚。
後にMORBID ANGELに参加するデイヴィッド・ヴィンセントとピート・サンドヴァル、NAPALM DEATHに参加する故ジェシー・ピンタド、NAUSEAを結成するオスカー・ガルシアによるスーパーバンドだ。
1〜2分台の曲が多くグラインドコア寄りではあるが、“After World Obliteration”“Fear Of Napalm”“Resurrection”“Dead Shall Rise”等はデスメタル屈指の名曲だ。
この時代から既にピートがブラストビートを取り入れていたことは特筆に値する。
今は亡きジェシーの歯切れの良いリズムギターも聴き所だ。
エンジニアはスコット・バーンズで、彼の出世作でもある。

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Darker Days Ahead (2006)
トイズファクトリー - TFCK-87409


再結成され実に17年振りのリリースとなった2nd。
チューニングを三音下げて(1stは一音下げ)よりデスメタルらしい音になって帰ってきた。
ピートとジェシーは不動だが、ヴォーカルがアンソニー・リザーク、ベースがトニー・ノーマンにチェンジ。
さすがに全員そつなくこなしている。
“Dead Shall Rise”のセルフカヴァー、“Dead Shall Rise V.06”を収録。
本作リリース直後にジェシーが肝臓病のため急逝してしまった(´;ω;`)R.I.P.

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TORMENT

→MINOTAUR



Experience A New Dimension Of Fear... (1991)
SPV - SPV 084-76332


現在もしぶとく活動を続けるドイツの古参スラッシュメタル、TORMENTの1st。
MOTORHEADの『Ace Of Spades』を意識したスリーヴが目を引くが、すぐに他のことに気が付く。
死ぬほどアルバムタイトルが長いんだ、これが('A`)おわた
『Experience A New Dimension Of Fear...』の後も延々と続く。
ロック史上で一番長いタイトルなんじゃね?
たぶんメンバーも覚えてないだろこれ。
さて肝心の音のほうはVENOM直系のダーティなスラッシュ。
荒い演奏が漢らしくてかっこいい。
きちっとした整合感とか展開の激しいスラッシュを求める人には向かない。

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TOXIK





World Circus (1987)
Roadruuner - RR 9572 2


ニューヨークのスピードメタルバンドの1st。
割りとテクニカルで起伏に富んだ曲にWATCHTOWERのアラン・テッシオによく似たマイク・サンダースのハイトーンヴォーカルが乗る。
マイクは一億人中一億人が藤岡弘、と見間違うくらい藤岡弘、に似ていることで知られる。
さてそんなマイクの透き通るようなクリスタルハイトーンヴォイスが本作の聴きどころだが、残念ながら本作制作後にマイクは脱退してしまう。
曲のほうは可もなく不可もなくで耳に残る曲はタイトル曲の“World Circus”くらいしかないのが残念。
エド・レプカの手によるジャケットは秀逸。

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Think This (1989)
Roadracer/Roadruuner - RO 9460-2/SPV 84-7977


前作同様エド・レプカのジャケットが素晴らしい2nd。
脱退したマイク・サンダースに代わってチャールズ・セイビンがヴォーカリストとして加入した。
チャールズのヴォーカルはマイク同様ハイトーンだが、高域一辺倒だったマイクと比べると中域の表現力に優れたチャールズに軍配が上がる。
『World Circus』はテクニカルなスピードメタルという感じだったが、本作はリフの刻み方やドラムの叩き方がかなりスラッシュメタルらしい音になっている。
本作を最後にTOXIKは解散したが、2013年にヴォーカルのマイク・サンダースとギターのジョン・クリスチャン、ベースのブライアン・ボニーニを中心に再結成し活動している。

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TURBO

→CREATION OF DEATH →WOLF SPIDER



Dorosle Dzieci (1982)
Metal Mind - MMP CD 0079 (CD)
Matrix - TAKT 039 023 MMP-CD0079 IFPI L357



ポーランドのスピード/スラッシュメタルバンドの1stにして最高傑作。
“ポーランドのIRON MAIDEN”の異名に恥じない素晴らしいスピードメタルの名盤。
デビュー作にしてメンバーの平均年齢が既に二十代後半だったということもあってかグジェゴジのヴォーカルも含めて演奏力が異常に高い。
ずっと聴いているとどこかのベテランバンドかと錯覚するほどの安定感だ。
歌詞は全てポーランド語で歌われているが、独特の発音ながら不思議と違和感が無い。
本作を名盤たらしめているのはグジェゴジの歌メロにあると言っても過言ではないだろう。
アルバムタイトル曲の“Dorosle Dzieci”は当時PVも制作された。
ジャケットのウォイチェフ・ホフマンのaikoばりの黄色いオーヴァーオールがアレだが、アルバムタイトルを英訳すると“Adult Children”だからまぁこんなもんだろう(´・ω・`)ナンナノ?
TURBOを初めて聴く人は本作がオススメ。

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Smak Ciszy (1985)
Metal Mind - MMP CD 0087 (CD)
Matrix - 050097 MMP-0087CD



『Dorosle Dzieci』から三年振りにリリースされた2nd。
ジャケットの“Heavy Metal Rock”の文字が眩しい。
本作もまた『Dorosle Dzieci』の方向性と変わらない、グジェゴジの歌メロを活かしたスピードメタルが堪能できる名盤。
余談だがスリーヴ内の詐欺師みたいなマネージャーの写真が笑える。
ヘヴィメタルへの理解も乏しい時代に加えて東欧だから当時のTURBOにとっては六人目のメンバー的な存在だったのだろう。

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Kawaleria Szatana (1986)
Metal Mind - MMP CD 0069 D (CD)
Matrix - Sony DADC IFPI L551 A0100275675-0101 21 A1



TURBOの初期スピードメタル三部作(当時本人達にそんな意識は無かっただろうが)の最後を飾る3rd。
本作もまた相変わらずの古き良きヘヴィメタルを聴かせてくれる名盤。
曲のアレンジも良く練られているしグジェゴジのヴォーカルも素晴らしいが、低い変な声のバックヴォーカルが珠に瑕(´・ω・`)ナンナノ?
各曲のギターソロ時に大仰な展開を取り入れているのが面白い。
左はオリジナル盤LPのジャケットで右はデジパック盤CDのジャケット。
本作は1999年のCD再発時はデジパック盤のみでリリースされていて、プラケース盤はリリースされていない。

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Last Warrior (1988)
Metal Mind - MMP CD 0098 DIGI (CD)
Matrix - TAKT 079 056 MMP-CD0098



超絶かっこいいジャケットが目を引く4th。
前年にリリースされた『Ostatni Wojownik』の英語ヴァージョンとして制作されたもの。
このアルバムからTURBOはKREATORに感化されたスラッシュメタルバンドへと大変身する。
看板ヴォーカリストのグジェゴジに吐き捨てヴォーカルを強いてまでの方向転換だから、ウォイチェフ・ホフマンの当時のスラッシュへに入れ込みは相当なものだったのだろう。
ただ「今の流行りはスラッシュなんだ!」と飛びついたはいいが、全然こなれていないためただのB級スラッシュで終わってしまっているのが残念。
異国の若手だったKREATORよりも世代的には一回りも上だったため、解釈のズレや良い意味での感覚の古さが出てしまったのは仕方がない。
CDはボーナストラックで“Planeta Smierci”のライヴを収録。
本作は1999年のCD再発時は『Kawaleria Szatana』とは逆にプラケース盤のみでリリースされているが、何故か品番はMMP CD 0098 DIGIとなっている。

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