E
→E-X-E →EPIDEMIC →EROSION →EXCITER →EXECUTIONER →EXODUS →EXORCIST →EXUMER





E-X-E





Stricken By Might (1987)
Axis - 規格番号無し (CD)
Matrix - STRICKEN MY MIGHT



ニューヨークの愛すべき五人組馬鹿スラッシュメタルバンドの1st。
元々のバンド名はEXECUTIONERだったが、同名異バンドがいくつも存在していたためE-X-Eに改名した。
裏ジャケットの馬鹿馬鹿しさ全開のメタルメタルしたメンバー写真を見ただけでもう嬉しくなってしまうようなバンド。
肝心の表ジャケもおバカ全開で、左手が縛られている石柱が手前や内側ではなく「普通この角度には折ろうと思っても折れないよなぁ(´・ω・`)ナンナノ?」という角度でポキッと折れているが、そもそも腕を上に伸ばせば両腕共鎖ごとスルッと石柱から抜けちゃうだろと思わせる絵描きの手抜きっぷりも見逃せない。
さてもっと肝心の音のほうだが、これまた馬鹿馬鹿しいくらいに基本に忠実なスラッシュで、こちらも特に頭を使っていないが幸いなことにセンスには恵まれている。
リフがかっこいい上にジョゼフ・パルマの歌メロも無駄に最高ときたら、これはもうスラッシュが好きなら聴かないわけにはいかないアルバム。
“Slaughter Disorder”と“Stricken By Might”(バックの掛け声が最高にかっこいい)、“Slayer”の3曲は名曲と言っていい。
CDはギリシャ製のブートレッグのみしか存在しない。
音質はまずまずでスリーヴの印刷やCD盤面のAxisレーベルの再現等良く出来ているが、マトリックスがミスプリントで“STRICKEN MY MIGHT”になっている。
E-X-Eを初めて聴く人は本作がオススメ。

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Sicker Than I Thought! (1990)
Barricade - PRD 70102 (CD)
Matrix - PRD 70102 412 0135



二人のギタリスト(ルイ・タヴォラとアダム・マリリアーノ)以外のメンバー三人を一新して制作された2nd。
裏ジャケットを見ると『Stricken By Might』とは一転してTシャツに短パンのベイエリア系の見た目になっていて、これはこれで胡散臭さ全開である。
音はすっかりまともなスラッシュメタルに落ち着いてしまって、新ヴォーカリストのトミー・リー・ヘイリーの声質のせいかOVERKILLのような印象を受ける。
三年も月日が流れてメンバーも半数以上替われば音に変化が無いほうがおかしいが、『Stricken By Might』の魅力だったドタバタした迫力や馬鹿馬鹿しいくらいの押しの強さが無くなったのが残念。
オリジナル盤CDは比較的レアだが、本作もギリシャ製のブートレッグが多数作られているので注意が必要だ。
2015年にルイとアダムのギタリスト二人と『Stricken By Might』でおバカ担当だったヴォーカルのジョゼフ・パルマの三人を中心に再結成している。

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EPIDEMIC





The Truth Of What Will Be (1989)
Metalcore - CORE 4 CD (CD)
Matrix - SNA 1 CORE 4 CD



サンフランシスコのスラッシュコア寄りスラッシュメタルバンドの1st。
NYHCやドイツのスラッシュバンドっぽい曲が並ぶ。
AGNOSTIC FRONTのような“AMX”とEXUMERのような“In Fear We Kill”の2曲が印象的。
若さ故か影響を受けたバンドの音がそのまま出てしまっている感じだ。
1曲目“AMX”と2曲目“Live Your Death”の曲間が何故か10秒間もあり、これのせいで緊張感が途切れてしまうのが残念。
オリジナル盤CDは(・ω・)ノシ家の家宝のうちの一枚。

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Decameron (1992)
Metal Blade - 3984-14002-2 (CD)
Matrix - 3984-14002-2 (V) ・



Metal Bladeに移籍してリリースされた2nd。
『The Truth Of What Will Be』に比べてハードコア色が増している。
NAPALM DEATHの『Harmony Corruption』に影響を受けたのは明らかで、ギターのリフによく表れている。
“Circle Of Fools”や“Hate”、“Lord War”等でかっこいいリフを聴くことができる。
ボブ・コクランのドラムがとにかく速い。
ブラストビートではないが、聴いていて何が何だかよく判らないくらい速い。
スラッシュコアのアルバムとしては水準以上の出来だ。
EPIDEMICを初めて聴くなら本作がオススメ。

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Exit Paradise (1994)
Metal Blade/Music For Nations - CDZORRO 79 (CD)
Matrix - CD ZORRO 79 :



ハードコア色が薄れてデスメタル寄りになった3rd。
ギターのダブルトーン多用のリフにOBITUARYからの影響が感じられる。
速さと重さのバランスが絶妙で、『Decameron』同様曲の質は高い。
無個性な咆哮ヴォーカルになってしまったカール・フリのヴォーカルが減点要素。
バンドは本作リリース後に解散した。

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EXCITER





Heavy Metal Maniac (1983)
Roadracer/Shrapnel - RO 9710 2


カナダのスピードメタルバンドの1st。
どこから聴いてもメタルの基本が学べるアルバム。
ドラム兼ヴォーカルのダン・ビーラーのヴォーカルがメタルメタルしていてとてもかっこいい。
リフも単純な反復リフのみだがEXCITER独特の疾走感も相まってこれまたかっこいい。
オリジナル盤CD(右)はRoadrunner/RoadracerのPrice Killers盤。
ジャケが斜めになってるよ( ゚Д゚)ポカーン
本作のPrice Killers盤CDは同シリーズの中ではプレス枚数が少ないため入手が意外と難しい。
Price Killers盤CDは“The Holocaust”と“Stand Up And Fight”が同一のトラックになっていて、さらに“Iron Dogs”が曲の途中でトラッキングされてしまっているのでiTunes等に入れるときは曲名を“Iron Dogs (Part 1)”と“Iron Dogs (Part 2)”に書き換えるといいだろう。
EXCITERを初めて聴くなら本作がオススメ。

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EXECUTIONER





In The Name Of Metal (1986)
Old Metal/New Renaissance - OMR 51


New Renaissanceが誇るボストンのうんこスラッシュメタルバンドの1st。
スラッシュ界でも一、二を争うくらいのテキトーなジャケットと、裏ジャケの自信満々なメンバー写真のギャップにギャップフェチも悶絶する逆名盤と言っていいアルバム。
良く言えばMACEのようなメタルとパンクが融合したスラッシュだが、これはどう贔屓目に見ても「メタルもパンクも好きだぜ!(*゚∀゚)」程度の全てが普通の平凡な連中が特に頑張らないで作った音だ。
ボストンでは特にライバルもいなかったろうから(WARGASMとMELIAH RAGEもボストンのバンドだが、コイツらと接点があったとは考えにくい)、この逆名盤を引っさげて地元では一瞬だけヒーローになれたのだろう。
うんこスラッシュと言ってもそんなにひどいわけではなく、下の中と下の下の間くらいのバンドだ。やっぱりひどい(´・ω・`)ヒドイヒドイ
それでも“Hell And Back”で聴けるポコポコと拍を強調した妙にドライヴするベースがかっこよかったりする。
“B級”や“C級”、“ポンコツスラッシュ”にこそ萌えるという人以外は手を出さないほうが無難。
2013年に27年の時を経てDECEASEDのキング・フォウリー主宰のOld MetalからめでたくCD化された。
'84年のデモや擬似ライヴ等をボーナストラックで収録し、さらにジジイの同窓会的な現在のメンバー達の写真まで拝めるという心底どうでもいい過剰なサービスにキングの'80年代のポンコツバンドへの愛情が窺える。

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EXODUS

→METALLICA



Bonded By Blood (1985)
Combat - 88561-8019-2


元祖ベイエリアスラッシュのEXODUSの1st。
現METALLICAのカーク・ハメットとドラムのトム・ハンティングによって1981年に結成された。
全ての曲をギターのゲイリー・ホルトが書いている(“A Lesson In Violence”と“Deliver Us To Evil”のみリック・ヒューノルトとの共作)。
それらが全て素晴らしいので、作曲能力の無いカークではなくゲイリーがバンドの主導権を握っていたことがよく判る。
ヴォーカルは今は亡きポール・バーロフ。
超テキトーな歌い方だが、ある意味EXODUSに一番合っていたヴォーカルだったと言える。
今となっては目新しい部分は何も無いが、スラッシュメタルの教科書のようなアルバムだ。
『Thrash Domination 09』での全曲プレイも記憶に新しい。
ゲイリーによる“No Love”のアコースティックギターもしっかり再現していたし、本作への思い入れが伝わってくるライヴだった。

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Pleasures Of The Flesh (1987)
CBS/ソニー - 32DP 5042


Torridを離れCombatと契約してリリースされた2nd。
ヴォーカルが元LEGACYのスティーヴ・“ゼトロ”・サウザに交代しての初アルバム。
ケンカ中のぬこみたいな独特な声のゼトロのカリスマ性が存分に発揮されている。
“Seeds Of Hate”を聴けば分かるが、ゼトロは音程感とリズム感に優れている。
前作とは比べものにならないほど演奏力が向上し、既に風格さえ感じさせる。
手数の多いリフもベイエリアスラッシュならではだが、複雑になり過ぎずノリを殺さないところはさすがだ。
前作以上にリック・ヒューノルトとゲイリー・ホルトによるHチームのギターソロの絡みがフィーチャーされていて、特に“Parasite”と“Seeds Of Hate”でのソロの応酬は手に汗握る。
“Deranged”の最初の語りはアル中のジジイ(本物)によるものだが、0:49秒からリフが入ってくる瞬間で一撃必殺だ。
左は発禁になったオリジナルカヴァーで、限定10,000枚プレスのピクチャー盤LPで日の目を見た。

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Fabulous Disaster (1989)
CBS/ソニー - 25DP 5418


「ドラマの最終回見逃したああああああ」
「工工エエエエ(´Д`)エエエエ工工」
「ちょw誰も録画してねーのかよw」
「うわぁわぁわああああん!(>△<)おわた、おわたよ!完全におわたよ!(T△T)」
「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ」
…というジャケットが微笑ましい3rd。
タイトル曲の“Fabulous Disaster”と“The Toxic Waltz”、“Corruption”はライヴでも定番の代表曲。
リック・ヒューノルトとゲイリー・ホルトによるHチームのギターはクランチ炸裂で言うこと無し。
ゼトロも歌メロを完全に自分のものにしていて、自信に満ちた歌い方だ。
“Fabulous Disaster”は個人的にEXODUSで一番好きな曲で、Hチームのギターソロも絶品だ。
お互いのソロの最後でハモったりしていつ聴いても鳥肌モノ。
“Like Father, Like Son”の起伏に富んだ展開も素晴らしい(歌詞は死ぬほど重いが)。
KREATORの『Extreme Aggression』と並んで80年代を締め括るに相応しいアルバムだった。
CD(左)は青ロゴでLP(右)は赤ロゴ。
EXODUSを初めて聴く人は本作がオススメ。

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Impact Is Imminent (1990)
東芝EMI - TOCP-6445


Capitolに移籍してリリースされた4th。
ドラムがトムから元ANTHRAXのジョーイ・テンペスタに代わった。
トムの手数の多いダイナミックなドラムに比べるとジョーイは見劣りするが、EXODUSの音は基本的には変わっていない。
メジャーレーベルに移っても一切妥協の無いスラッシュを貫く姿勢はさすがだ。
EXODUSはこのアルバムまでは鉄板。

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EXORCIST

→ORIGINAL SIN



Nightmare Theatre (1986)
Cobra/Skull & Crossbones - SKULLCD-1


ニューヨークのスラッシュメタルバンドの唯一のアルバム。
“スラッシュメタルバンド”と言ってもその正体はあのVIRGIN STEELEで、メンバー達が偽名でスラッシュバンドを結成しアルバムを制作したもの。
ドラムにはマーク・エドワーズが起用され、意外と豪華なメンツだったりする。
バンド名もアルバムタイトルも曲名も歌詞もジャケットも発想が全て幼稚だが、肝心の曲がかっこよかったりするからこれが侮れない。
EXCITERの『Heavy Metal Maniac』とONSLAUGHTの『Power From Hell』を足して2で割ったような音だ。
デイヴィッド・ディファイの低めの渋い声質もONSLAUGHTのポール・マホニーっぽい感じだが、個人的にはこれもツボ。
全体的にスラッシュとは畑違いの連中が“スラッシュメタル”をイメージして作った感が伝わってきてなかなか面白い。
唯一ギターソロのフレージングとトーンにVIRGIN STEELEの面影が残っている。
曲間のSE以外特に捨て曲は無いが、“Burnt Offerings”“Death By Bewitchment”“Execution Of The Witches”“Riding To Hell”“Lucifer's Lament”の5曲が秀逸。
“Lucifer's Lament”の1:45秒からのリズムチェンジがかっこよすぎて困る。
彼らは同年Cobraからデイヴィッドの妹をフロントに立てて(ヴォーカル以外はEXORCISTと同じメンバー)ORIGINAL SIN名義で『Sin Will Find You Out』をリリースしている。

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EXUMER





Possessed By Fire (1986)
Gama - Scratch 880 529 CD (CD)
Matrix - 880529CD X-720 B



ドイツの硬派なスラッシュメタルバンドの1st。
荒い演奏ながらかっこいいリフが連発する隠れた名作。
“Possessed By Fire”(エンディングがちょっとダサいが)、“Fallen Saint”等先輩格のKREATORやDESTRUCTIONに迫るほどの名曲も収録。
メインソングライターでベース兼ヴォーカルのメム・フォン・シュタインの上ずり声がけっこう萌える(*´Д`)ハァハァ
切羽詰ったような歌い方も良い。
メムが本作を最後に脱退してしまうため、2ndでは別人のような平凡なスラッシュになってしまう。
DISASTERではなくNOISEあたりと契約していたら大化けしていたかも(´・ω・`)オシイオシイ
なおCDは日本製で、85〜86年頃のCombatやGamaレーベルのCDによく見られた。
オリジナルGama盤CDは(・ω・)ノシ家の家宝のうちの一枚。
EXUMERを初めて聴くなら本作がオススメ。

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Rising From The Sea (1987)
Disaster - 10007 (CD)
Matrix - 10007 P+O-0981-A 02/88



リーダーのメム・フォン・シュタインが抜け、新フロントマンにポール・アラカキを迎えて制作された2nd。
ずいぶんと漢臭さは増したが、肝心の曲がかなり平凡になってしまった。
メムのキーは高めだったが、低いポールのキーに合わせて曲作りをしたのが原因か?
一番の理由はメインソングライターだったメムの脱退なのは明白だが、無骨なスラッシュメタルとしてなら普通に楽しめる。
ポールはトム・アラヤを意識した歌い方だが、全曲の歌詞を書くなど新参ながらなかなか頑張っている。
“Winds Of Death”“Rising From The Sea”等良い曲もある。
ギターソロは全てレイ・メンシュが弾いているが、ギターソロパートになると何故かリズムギターが奥に引っ込んで音が薄っぺらくなってしまうのが難点。
翌88年のブラジルツアーではなんとあのSEPULTURAを前座に引き連れている( ゚Д゚)スゲー
オリジナルDisaster盤CDは(・ω・)ノシ家の家宝のうちの一枚。

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Fire & Damnation (2012)
Metal Blade - 3984-15085-0 (CD)
Matrix - IFPI L551 Sony DADC A0101937646-0101 11 A00



2008年に再結成し25年振りにリリースされた待望の3rd。
再結成当初はメム・フォン・シュタインとレイ・メンシュ、ポール・アラカキを含むファンには涙モノのラインナップだった。
メムはヴォーカルに専念しポールはベースをギターに持ち替え(数曲でヴォーカルも担当)、しばらくはこのラインナップで精力的にライヴを行っていた。
本作制作途中で残念ながらポールは脱退してしまったが、それでもとんでもない傑作に仕上がっている。
スラッシュメタルが好きでしょうがない連中が作ったかっこいいリフ満載の爽快なアルバムだ。
メムのヴォーカルは『Possessed By Fire』の頃のような上ずり萌え声はすっかり陰を潜めジジイ特有のしわがれ声に変化してしまっているが、凄味という点では良い味を出している。
レイは相変わらずギターソロは苦手な感じだが、彼のリフメイカーとしての実力は評価できる。
『Possessed By Fire』から“Fallen Saint”、『Rising From The Sea』から“I Dare You”をセルフカヴァーしている。
“Fallen Saint”のヴォーカルをポールが取り、“I Dare You”はメムが歌うなど当時と逆にするところなんかは粋な計らいと言える。
デジパック盤CDはボーナストラックで“Destructive Solution”“A Mortal In Black”“Xiron Darkstar”のライヴ3曲が追加収録されている。

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Fire Before Possession - The Lost Tapes (2015)
High Roller - HRR 413 CD (CD)
Matrix - HRR413CD B31319



『Possessed By Fire』制作前のアドヴァンステープの初CD化。
音源は当時のDisasterのスタッフやバンドの極親しい友人にのみ配られたというカセットテープ。
極少数のみの配布だったらしくメンバーの誰も所有していなかったが、偶然発見されたことにより約30年の時を経てめでたくCD化された。
『Possessed By Fire』よりも荒くてダーティな演奏で、1986年というEXUMERがバンドとして一番良い状態だった音が聴ける貴重な音源だ。
ギターとドラムとヴォーカルが全て違うリズムを刻んでいるので、ポンコツメイニアじゃないとこの音は正直言って少し厳しいかもしれない。
音源がカセットテープのため音ヨレが目立つが、リマスタリングされているのでそれなりに良い音で聴ける。
特にメム・フォン・シュタインのベースの音がでかめで『Possessed By Fire』よりも音に迫力があり個人的にはかなり好きな音だ。

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